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レーザ安全教育で
押さえるべきポイント

安全 / 2026.07

クラス4レーザであることを前提に考える

インフラ設備の錆・塗膜除去に用いる高出力レーザクリーナーは、クラス4のレーザ製品にあたります。クラス4は、直接光だけでなく反射光や散乱光でも眼や皮膚に障害を生じるおそれがある区分です。したがって「機器が安全に設計されているか」と「現場の運用体制が整っているか」の両方が必要になります。

根拠となる規格・通達

JIS C 6802:2025

レーザ製品の安全基準。クラス分けと、区分に応じて求められる安全対策を定めています。

ISO 11553-2

手持ち式レーザ加工機の安全要求事項。可搬型の運用で参照すべき規格です。

厚生労働省通達

レーザ光線による障害の防止対策について定めた通達。管理体制と教育の実施を求めています。

運用体制で押さえる4点

1. レーザ管理区域の設定

施工範囲を明確に区切り、区域の境界に標識を掲示します。関係者以外が立ち入らない状態をつくることが前提です。屋外の現場では作業ブースやテントの設営が必要になる場合もあります。

レーザ管理区域用の作業ブースと集塵機
作業ブースと集塵機。ブースで管理区域を区切り、ヒュームは集塵機で捕集します。

2. レーザ機器管理者の選任

機器の管理と作業の指揮を担う責任者を定めます。誰が鍵を管理し、誰が照射の可否を判断するかを明確にしておくことが重要です。

3. 保護具の着用

使用する波長に適合した保護ゴーグルを必ず着用します。加えて革手袋、長袖・長ズボンで皮膚の露出を避けます。波長に合っていない保護具は意味をなさないため、機器の仕様と照合して選定してください。

4. 教育の実施と記録

作業に関わる全員に、レーザの危険性・安全機構・緊急停止の手順を教育します。導入時に一度で終わりにせず、体制変更や増員のタイミングで実施し、記録を残すことが求められます。

機器側の安全設計も確認する

運用ルールだけで安全を担保するのには限界があります。機器そのものにどのような安全機構が備わっているかを、導入前に確認してください。

インフラレーザ®は、距離センサーによって適正距離範囲内のみ照射し、範囲外では自動的にOFFになります。緑色/赤色ガイド光で光路を目視でき、セーフティトリガーとキースイッチも備えています。また特殊なビーム設計により、一般的な高エネルギー密度レーザと比較して、人体へのリスク低減に配慮しています。

実際の作業では所定の保護具の着用と管理区域の設定をお願いします。

導入時の安全教育はサポートに含まれます

インフラレーザ®では、導入時にレーザ安全教育を実施しています。保守契約をご締結いただいた場合は、体制変更や増員の際の再教育にも対応します。「何から手をつければよいか分からない」という段階からご相談いただけます。

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