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レーザ機器の
選定に関して

選定 / 2026.09

カタログスペックの次に見るべきこと

出力や重量といった数値は、機種を絞り込む入口にはなります。ただしそこで決まるわけではありません。

要点は、自社の対象物と付着物に合う施工条件が出せるかどうかです。同じ出力でも、対象材の種類・厚み・状態、付着しているものが錆か塗膜かグリスかによって、必要な条件は変わります。カタログの数値だけでは、この答えは出ません。

インフラレーザ®では、条件を確かめながら段階的に進める4つのステップをご用意しています。

ステップ1 インフラレーザ®ラボで実際のワークを試す

千葉県市原市の共創拠点に対象物をお持ち込みいただき、最初の加工条件をつくる段階です。ラボには複数の機種があり、機種を変えながら試験できます。

インフラレーザ®ラボで対象物に照射しながら条件を探る様子
インフラレーザ®ラボでの条件出し

確認すること

対象物・付着物の材質、厚み、状態を確認します。品質と処理速度を両立する条件を探索します。

実施すること

照射前後の状態を比較します。必要に応じて古河電工の社内機関で評価を実施します(有償)。現場検証へ進むための機種を選定します。

サンプルによっては、ステップ1を経ずにステップ2の現場検証から始めることもできます。

ステップ2 自社の現場で確かめる

出張デモや1か月単位のレンタルで、実際の現場環境に合うかを確認する段階です。ラボで出た条件が、自社の現場でもそのまま使えるとは限りません。

環境を確認する

設置スペース、電源、エアを確認します。作業スペースまでの運搬方法もあわせて確かめます。

作業を確認する

実作業での操作性、作業者の負担、処理速度を測定します。照射を体験いただくこともできます。

ステップ3 導入時のセッティングと条件出し

技術者が立ち会い、再現できる条件を確定して、安全に運用できる状態でお引き渡しします。

  • 装置・加工ヘッド・周辺機器を、現場の条件に合わせて設定します
  • 標準の加工条件を設定し、条件の調整方法をレクチャーします
  • 加工品質の確認方法と、異常が出たときの対応を共有します
  • 使用者と管理者、それぞれへレーザ安全教育を実施します

ステップ4 導入後も条件を残して稼働を見守る

加工条件と保守情報を引き継げる運用を構築します。担当者が変わっても、そのときの条件が残っていることが大切です。

  • 加工条件は3つまで保存できます
  • 稼働管理システムで、装置の状態と利用状況を把握できます(このオプションを外すこともできます)
  • 定期点検を実施し、不具合が生じた際には修理対応いたします
  • 担当者の変更や人員の増加に合わせて、あらためて安全教育と取扱説明を行います

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