USEFUL INFO / 現場

現場で止まらない
レーザとは

現場 / 2026.09

現場で止まるのは、機械が壊れたときだけではない

屋外の保守現場で作業が止まる原因は、大きく2つに分けられます。ひとつは環境が理由のもので、塩害・外気温・粉じんといった、現場そのものが機器に与える負荷です。沖縄のように外気温が高い地域では装置が熱を持ちやすくなりますし、粉じんの多い現場ではフィルタの交換が必要になります。

もうひとつは運用が理由のもので、現場まで運び込めない、電源が取れない、といった段取りに起因するものです。

装置が壊れていなくても、後者の理由で作業が進まなければ、現場から見れば「止まっている」ことに変わりはありません。インフラレーザ®は、この両方を設計と運用の両面から想定しています。

屋外・塩害環境に耐える機器の作り

機構部品には腐食対策と防水仕様を施しており、塩害が発生する地域の屋外でも長期的にご利用いただけます。屋外での利用を想定した温度・衝撃耐性の設計も行っています。

冷却方式は機種によって異なります。1kWの可搬式システムは空冷、2kWの据置式システムは水冷で、持ち込みやすさを優先するか、長時間の連続施工を優先するかで選び分けます。

太平洋横断航路での実証

屋外・塩害環境で動き続けられるかは、実際の現場で確かめる以外にありません。インフラレーザ®は、外洋を航行する船舶の上で実証を行っています。

太平洋横断航路を航海するばら積み貨物船 Green Winds
実証の舞台となったばら積み貨物船 Green Winds
航海中の甲板で保護具を着用してレーザ施工を行う作業者
航海中の甲板での整備作業
船上の配管フランジ部にレーザヘッドを当てて錆を除去する様子
フランジまわりなど、形状が入り組んだ部位も対象になる

商船三井ドライバルクらと、太平洋横断航路を航海する Green Winds で甲板整備の検証を行いました。揺れと潮風のある環境で施工を継続できるかを確かめたものです。

実証の詳細は事例・実績で →

運び込めなければ、止まっているのと同じ

現場に持ち込めることも「止まらない」の一部です。1kWの可搬式システムは本体約55kgで、キャスタでの移動に対応します。装置本体にはアイボルトを備えており、クレーンなどで吊って運搬することもできます。

アイボルトにスリングを掛けてクレーンで吊り上げられたインフラレーザ®本体
アイボルトにスリングを掛けて吊り上げたところ

光ケーブルは20mあるため、本体を置いた位置から離れた場所でも施工できます。船内のように装置を運び込みにくい場所では、この取り回しの長さが作業できるかどうかを分けます。

船内の扉まわりでレーザ施工を行う作業者と、離れた位置に置かれたインフラレーザ®本体
本体を通路に置き、光ケーブルを伸ばして施工する

止まる前に気づく仕組みと、止まったときの備え

稼働管理システムにより、装置の状態と利用状況を把握できます。異常を検知した際には通知が届くため、完全に止まる前に手を打てます。

それでも止まったときのために、保守契約をご用意しています。年1回の定期点検と消耗品の無償提供、故障時の作業費1回無償、修理部品の割引、故障時のサポート機の無償貸出が含まれます。契約がない場合、サポート機は有償レンタルとなります。

定期点検

年1回の点検で装置の状態を確認し、安定した稼働を維持します。

故障時の対応

故障時の作業費を1回無償で対応します。修理部品は割引価格でご提供します。

サポート機の貸出

代替機を無償でお貸しし、お客様の作業停止時間を最小限にします。

保守契約は有償で、1年ごとの自動更新です。無償となる範囲には条件があります。現地への出張作業をともなう場合の移動費・交通費・宿泊費、消耗品リストに無い品目や2回目以降の消耗品、修理にかかる部材費は別途申し受けます。適用範囲や費用などの詳細な条件は、担当営業より別途ご説明いたします。

導入をご検討の方はこちら →

関連記事

現場の条件に合わせてご提案します。

カタログ請求 →お問い合わせ →