セルロース繊維強化樹脂「CELRe®」を開発
~ ナノ化や疎水化のプロセスを経由せずに低コストで強度と耐衝撃性を両立 ~
2023年5月19日
- 樹脂混練技術を活かして強度と耐衝撃性を両立したセルロース繊維強化樹脂を開発
- セルロース繊維のナノ化や疎水化を経由しない独自プロセスにより低コストで製造が可能
- 粉砕・成形を繰り返しても強度低下が少なく(4回で10%未満)マテリアルリサイクルが可能
背景
内容
従来、セルロース繊維は樹脂への分散が難しく、ナノ化や疎水化のプロセスを経ることから製造コストが高く課題となっていましたが、CELRe®本開発品ではセルロース繊維のナノ化や疎水化を経由せず、熱可塑性樹脂にセルロース繊維を直接分散する独自プロセス(図1)により、必要とするエネルギーが少なく、低コストで製造が可能です。
(注)
原材料および製品の製造に関わるCO2排出量を計算しています(材料輸送時のCO2発生量は含みません)。セルロースは41%が炭素であり、1.0kgあたり1.5kgのCO2を貯蔵しているとみなせるため、セルロース繊維製造時のCO2排出量1.1kgから上記1.5kgを差し引いた値を用いて計算しています。
CO2排出量の数値は、以下の文献の値を使用しています。
S.V. Joshi et al., Composites: Part A, Vol.35 (2004), p.371-376
Boland et al., Journal of Industrial Ecology, Vol.20, Issue1, February 2016, p.179-189
S. Nakayama et al., 紙パ技協誌, Vol.56 (2002), No.7, p.1035-1046
セルロース繊維強化樹脂 CELRe®
『CELRe』は日本における古河電気工業株式会社の登録商標です。
古河電工グループのSDGsへの取り組み
当社グループは、国連で採択された「持続可能な開発目標(SDGs)」を念頭に置き、2030年をターゲットとした「古河電工グループ ビジョン2030」を策定して、「地球環境を守り、安全・安心・快適な生活を実現するため、情報/エネルギー/モビリティが融合した社会基盤を創る。」に向けた取り組みを進めています。ビジョン2030の達成に向けて、中長期的な企業価値向上を目指すESG経営をOpen,Agile,Innovativeに推進し、SDGsの達成に貢献します。
ニュースリリースに記載されている情報は、発表日現在のものです。仕様、価格、サービス内容などの情報は予告無しに変更される場合があります。あらかじめご了承ください。
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あらかじめご了承ください。