古河電工とノキア AI活用によるネットワーク運用ソリューション提供を開始
~ ネットワーク運用の属人化を解消し、高信頼なサービス提供を支援 ~
2026年6月5日
- 2025年6月に開始した超高速ブロードバンド技術分野における協業を拡大
- 古河電工のアクセスネットワーク技術とノキアのAI・ソフトウェア技術を連携
- ネットワーク運用の自動化や予防保全の推進に加え、ユーザーの体感品質向上を支援
古河電気工業株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長、CEO:森平英也、以下:古河電工)とノキアソリューションズ&ネットワークス合同会社(本社:東京都港区、代表執行役員社長:大島貴之、以下:ノキア)は、昨年6月に開始した超高速ブロードバンド技術分野における協業を拡大し、本年度中に古河電工のアクセスネットワークおよびシステムインテグレーション力とノキアのAI駆動型ネットワーク管理・ソフトウェア基盤を組み合わせた連携ソリューションを提供し、大規模・広域ネットワーク運用を高度化します。
背景
近年、生成AIやクラウドサービスの普及や高精細な動画の配信・アップロードの頻度向上などにより、ネットワークトラフィックは爆発的に増加しています。また、インターネットに常時接続されるIoTデバイスの普及なども相まって、ネットワークには一層の信頼性が求められています。こうしたなか、特に大規模・広域ネットワークを提供する通信事業者においては、ミッションクリティカルなシステムを支える観点からも、障害発生時の迅速な復旧および障害発生を未然に防ぐ「予防保全型の運用」への転換が不可欠となっています。さらに上記ネットワークサービスの加入者宅内では、Wi-Fi接続機器の増加などを背景としたネットワーク環境の複雑化も踏まえた総合的な最適化が必要となっています。こうした背景から、従来の人手に依存した運用だけでは継続的な対応が困難になっており、AIを活用したネットワーク運用の高度化に対するニーズが高まっています。
内容
古河電工のアクセスネットワーク技術とノキアのAI・ソフトウェア技術を連携し、AIを活用してネットワーク運用を高度化するソリューションを提供します。本協業において、古河電工はアクセスネットワークの設計、構築、保守に関する知見を活かし、大規模かつ広域ネットワークを対象としたエンドツーエンドのソリューションを提供します。ノキアは、アクセスネットワーク管理向けの「Altiplano」や宅内接続最適化を実現する「Corteca」などのプラットフォームを含む、AIベースのソフトウェアおよび自動化技術を提供します。これにより通信事業者による大規模・広域ネットワーク運用の属人化を解消し、高信頼なサービス提供を支援します。
ネットワーク運用の自動化
AIを活用してネットワーク運用の自動化を推進することで、人手に依存した運用から脱却を図り、大規模・広域ネットワークにおいても安定した運用品質を実現します。
予防保全の推進
障害発生時の迅速な復旧に留まらず、AIによるデータ分析により異常が発生する兆候を事前に検知することで、予防保全型の運用を実現します。
ユーザーの体感品質向上
加入者宅内における利用環境をAIにより分析し、Wi-Fi接続や通信品質を最適化することで、ユーザーの体感品質向上を実現します。
障害復旧の迅速化
障害発生時にはAIが最適な復旧手順を提示するなど、復旧対応の迅速化を実現します。
今後の展開
古河電工とノキアは、本取り組みを通じて、大規模・高信頼ネットワークを運用する通信事業者向けに、運用の効率化と品質向上の両立を支援していきます。高速大容量化と運用高度化を両輪としたソリューション展開により、高信頼・自律型ネットワーク運用の実現を目指し、日本における次世代ネットワークの普及を加速していきます。本年度中に古河電工平塚事業所内にAI基盤を使った運用支援システムを導入しソリューション提供を開始します。さらに、通信事業者と実際のネットワークを使った実証実験を実施します。
関連ニュースリリース
『Altiplano』と『Corteca』はノキアの登録商標です。
お問い合わせ先
古河電気工業株式会社
広報部 村越
E-mail: fec.pub@furukawaelectric.com
ノキアソリューションズ&ネットワークス合同会社
小美濃
E-mail: takayuki.omino@nokia.com
ニュースリリースに関するお問い合わせ
ニュースリリースに記載されている情報は、発表日現在のものです。仕様、価格、サービス内容などの情報は予告無しに変更される場合があります。
あらかじめご了承ください。