古河電工のDX戦略

DX推進の中期計画

2030年度に向けて・・・
『主要な基幹業務のデジタル化とデータ統合によりAI活用可能なデータ環境を実現し、
進化し続けるデジタル技術を活用して生産性を革新し続ける企業』へ

2030年に向けて、当社は特定の業務領域においてAIエージェントを効果的に活用し、人とAIが協働することで高い生産性を実現する組織への進化を目指しています。
その実現に向け、当社では以下の2つを重点施策として推進しています。

  • AI-Readyな環境構築
  • 全部門・全機能を対象とした生産性革新の推進

AIエージェントの活用基盤を整備するとともに、業務プロセスの見直しやデジタル技術の活用を通じて、生産性向上に向けたさまざまな取り組みを進めています。
また、これらの取り組みを着実に推進するためには、組織・人材・データ基盤などを含む重要なイネイブラー(実現基盤)の整備が不可欠であり、当社はこれらの強化にも継続的に取り組んでいます。

① AI-Readyな環境構築とエージェント活用

AI進化による生産性革新の波に乗り遅れぬよう、「データ」「インフラ」「スキル」を整備。
AIエージェントを生産性目標を達成するための強力なドライバーとする。
データ

データ化の種類の幅広さ、
粒度の細かさの徹底

  • 工場設備、工程、間接業務の全社全業務を対象とし、標準化・一元化された主要データがシステムや設備等からコネクテッドされている状態にする。
  • データの幅・粒度・精度・鮮度の管理を徹底する
  • ものづくり領域では、AIに業務代替させるために必要となるデータの追加取得&デジタル化を視野に入れる。
インフラ

AIエージェントが活用しやすい
インフラ整備

  • マルチAIエージェントが機能していくために、エージェント間やエージェントとITアプリが自由に会話できるインフラ・アーキテクチャーを整備していく。
  • エージェントの業務品質担保の仕組みも整備する。
スキル

全社員のAIエージェント
活用スキルの育成

  • 業務の再設計(AIエージェントに任せられる業務の見極めと設計) が行えるように、以下のスキルを育成する。
    • 人がやる業務の見極め(決裁権限の必要な業務、対顧客業務など)
    • AIがやる業務の実現方法(AIエージェントの組み合わせ方など)
    • AIエージェント運用ノウハウ(ハルシネーションのチェック方法など)

② 部門の全機能に渡る生産性革新の取組み

各事業の戦略に資する革新度の高いDX施策を
これまで優先順位やリソースの制約により十分に展開できていなかった施策を含め、部門と検討し追加する。
生成AI活用は間接業務全般に広く適用し、全員を対象に自律型で徹底推進。
A

部門の全機能に渡り生産性革新に資する施策を徹底的に抽出

これまで十分に着手できていなかった領域への展開や、躊躇されたストレッチレベルの取組追加で、徹底的に変革する。

特に成長事業に対しては、もう一段強力なDX施策を全機能に渡り追加する。

注
製品開発/設計、調達、生産(生産管理、製造、品質保証、設備保全など)、物流/在庫、販売/マーケ、企画(経営、管理会計)の各領域のDX施策
B

各担当者による自律改善型DXの推進・全社員への展開

DXコミュニティ・AIプロモーター活動を拡張展開することにより、全社員が担当業務を総点検し、DX施策による効率化・高度化を推進する。ボトムアップで自律的に改善施策を積み上げる。

例
報告資料作成工数の一部自動化